本格的なマラソンシーズン突入です。
10月~4月は全国各地で毎週多くのマラソンレースが開催されています。
それに伴って、各所でジョギング、ランニングをしている人々も日に日に増加しています。
そんな中、今回は国内で一番有名なジョギングコースとも言われている、
東京都千代田区にある皇居の周りを一周する
『皇居ランニング(通称皇居ラン)』
について書きたいと思います。

皇居ランのコース概要MAPです。
この皇居ラン、マラソンシーズンの平日夜や休日になると、
普通の歩行者の通行がままならない程ランナーで溢れかえります。
(多い日には1日1万人を超えるとも言われています)
なぜこんなに人気なのでしょうか。
その理由としては、
・交通のアクセスが良く、ロッカーやシャワーなどを備えたサポート施設が充実
・信号がなく、赤信号などで止まる必要も無い為ペースを保ちながら走れる
・都内の観光名所(桜田門、皇居外苑、竹橋、千鳥ヶ淵公園、半蔵門、三宅坂など)を眺めながら走れる
・一番オーソドックスな皇居外周コースがほぼ5㎞とランナーにとって計測がしやすい
・夜間でも警察官が立って警備をしているため安全
等が挙げられます。
では実際に走ってみます。
スタート地点も自由に決められるのが皇居の良い所ですが、今回はもっともポピュラーな
桜田門前からスタート。

桜田門前広場。多い時は一瞬で何百人ものランナーがここを駆け抜けます。

桜田門前コース上。ここからスタートです。
ふと下を見ると、このようなパネルが目に付きます。

北海道、はまなす。その上部には0.5kmの文字。
これ、実は各都道府県の花が描かれたものが100mごとに埋められているのです。
『花の輪プレート』というそうで、皇太子夫妻のご成婚記念事業の一環で作られたものだそうです。
マナー通り反時計回りに回ると北の北海道から徐々に南下していき沖縄県まで見ることができます。
その上部には距離表示も添え書きされており、機能性だけでなく目にも楽しいランコースとなっています。
さて、スタート後、気象庁、東京消防庁、東京国税局などを見ながら2km弱進むと、竹橋が見えてきます。

竹橋。右手奥には東京国立近代美術館があります。
ここから緩やかな登りがしばらく続きます。
一歩一歩、駆け上がっていくと、なにやら街路樹に言葉が。

なるほど、歩道利用のマナーについての注意喚起ですね。
年々ランナーが増える中で、一般利用者とランナーの接触等、トラブルも増加傾向にあるとの事。
それを少しでも減らそうと、このようなものが出来たんですね。(ほんの1か月ほど前に出来たそうです)
内容を見てみると・・・




当たり前の事なんですが、本気で走って自分と闘いながら走っている方や、仲間同士でワイワイ走っている方などが
これらをつい忘れてしまっている場面もよく見かけます。
「一般利用者に交じって走らせてもらっている」
という意識を忘れず走りたいものですね。
竹橋からしばらくゆるやかに登り続けると、「北の丸公園」の方に出ます。
ここからはしばらく、道が非常に細くなるので、より一層マナーを守る必要が出てきます。

北の丸公園近辺のコース。無理な走行は大変危険です!
この狭い道が終わるころ、コースは上り→下りへと変わっていきます。

千鳥ヶ淵。ここから平坦になり、徐々に下りがはじまります。

道中コース近くにこのような施設も多数。こちらはランステーション「ジョグリス」。

千鳥ヶ淵をすぎてしばらく行くと右手前に国立劇場が。(その奥は最高裁です)
下りに入るとお堀や皇居の緑を眺めながらのランになります。開放感があって気持ちいいです。

下りに入った後の景色はこのような感じ。

国会議事堂の頭も見えます!

警視庁の庁舎を見ながらラストスパート!
そして・・・

桜田門到着、1周5km終了です!
フルマラソンに向けての練習をされる方だとこれを5~6周走ったりしますが・・・。
まずは1周で十分でしょう。
まだ皇居を走ったことがない、という方は、観光も兼ねて是非一度走ってみてください。
八ヶ岳 不動産 、原村、土地、別荘|八ヶ岳ライフ 三宅
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